リターンライダーだけどサーキットに挑戦したい!
こんな風に思っているリターンライダーの方は意外と多かったりします。
- コーナーが多く走る楽しみがある峠道
- 自分のスピードやライテクを存分に発揮できるサーキット
この2つを走ることはバイクの楽しみの一つですよね。
ですがそんなリターンライダーが、峠やサーキットを走るときに気をつけなくてはいけないことがあります。
それが「体力の低下」です。
これはどっちを走る時でも考慮しなくてはいけない注意点となります。
また峠とサーキット、それぞれ気をつけないといけない注意点があるので、今回の記事ではそれらの注意点について一つずつ詳しく解説していきたいと思います。
リターンライダーが走る時に気をつけること
峠やサーキットを走る場合にリターンライダーが気をつけないといけないことは「体力の低下」です。
これはリターンライダーが復帰する際の注意点でもありますが、ブランクが空いていたりするとどうしても自分の体力低下に気づかないものです。
街乗りでも峠やサーキットを走るときでも、自分の体力の衰えを認知することはとても大切なことになります。
なぜならリターンライダーのバイクの事故原因の多くは、この体力の低下による判断の遅れや運転ミスによるものだからです。
この事故率の高さは峠やサーキットでも一緒で、速さを極めるのもバイクの楽しみの一つだと思いますが「安全に楽しく走ること」を意識することが、リターンライダーには一番大切だと思います。
そのため峠やサーキットを走るときには、最大限注意をしなくてはなりません。
峠を走るときの注意点
リターンライダーが峠を走るときに気をつけることは3つあります。
- スピードの出し過ぎ
- バイクに乗る服装
- 路面の状況
この3つに目を向けることでリターンライダーの峠走行は大きく変わってきます。
一つずく解説を入れていきます。
峠の注意点①スピード
峠を走るときはスピードの出し過ぎに注意をしましょう。
前後対向に車がいなかったりバイクの運転に集中しすぎてしまったりと、峠ではついついスピードを出してしまうものです。(下り坂は特に)
峠には当たり前に制限速度がありますし、山道となっているため落ちたら「崖」みたいな場所も少なくありません。
そのため法律を守ること同時に、自分の身体を守るためにもスピードの出しすぎには気をつけるようにしましょう。
峠の注意点②服装
峠を走る際には服装にも注意をしなくてはなりません。
峠はコーナーが連続していたり前述の通りスピードを出しすぎてしまうことがあるので、コケてしまったり事故する可能性があります。
そんな万が一に備えてプロテクターが入ったジャケットを着用したりすることはとても重要です。
また季節にもよりますが寒い季節の峠走行では、指先が凍ったりして操作が遅れてしまうことも考えられますので、寒さ対策も同時にする必要があると思います。
峠の注意点③路面の状況
峠を走るときは路面の状況を調べておくor予測しておくのは大切です。
というのも峠はサーキットなどと違い、走るために整備された路面じゃないからです。
山の天候や気温にも左右されてアイスバーンを起こしている可能性や、秋で紅葉が路面に溜まっている可能性も考えられます。
市区町村が出している警報や天気などからおおよその峠の状況を把握・予測しておくのは事故率を低めることにも繋がります。
また単純に走りにくいところに行く必要もないので、これらの下調べは大切だと思います。
なので峠のを走るときは路面の状況にも注意しておきましょう。
サーキットを走るときの注意点
サーキットを走るときに気をつけるのは単純です。
サーキット場の注意事項をしっかり見ましょう。
そのサーキット場ごとに異なった注意事項はある場合もありますし、フラッグの色や出し方などある程度共通しているものもあります。
多くの場合走行の前段階で注意事項の説明を受けると思うので、それをしっかり熟知することが大切となります。
またよくありがちなのはサーキットのライセンス間違い。
サーキットごとに走行可能なレベルに応じたライセンスがあったりしますし、有効期限やその日走行できるライセンスが変わってくることもあるので、ライセンスに関しては調べて起きましょう。
筑波サーキットのライセンス情報
筑波モータースポーツメンバーズは、筑波サーキットにおいてスポーツ走行、ファミリー 走行等のサーキット走行をする方のための会員制度です。
走行するコース・走行する車両によって3種類のライセンスを発行しています。コース1000専用・2輪ライセンス
コース1000専用2輪ライセンスは、コース1000での走行を楽しみたい方を対象としたものです。
筑波サーキットコース1000の2輪スポーツ走行、ミニバイク走行、ポケバイ走行に参加することができます。
4輪の走行には参加できません。
コース1000専用4輪ライセンスは、現在設けておりません。コース1000での4輪走行には、コース2000ファミリー限定ライセンス、または筑波ライセンスが必要です。
またサーキットに行く人はある程度ライティングテクニックについて知っているとは思いますが、サーキットを走るときに必要なライディングテクニックは「スピードタイプ」のライディングスタイルです。
ライテクに関しては別の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
まとめ
今回の記事ではリターンライダーが峠やサーキットを走るときの注意点について解説していきました。
峠やサーキット関係なくリターンライダーが注意すべきなのは「体力の低下」です。
峠やサーキットそれぞれに気をつける部分がありますが、なにより体力の低下・衰えを認識して走りに望むことはなによりも大切となってきます。
それにより事故が低下して楽しいバイクライフを送れるはずです。
今回の記事が峠やサーキットについて知りたいリターンライダーの参考になれば幸いです。
またこの記事を読んでみて「もう一度バイクの練習がしたい人」や「昔に感覚に戻したい人」は下記の記事を見てみてください。