大型免許取りたいけど自分に合うバイクあるかな?
そんなふうに思っているリターンライダーの方は多いと思います。
すでに中型バイクを乗っている方もいるかも知れませんし、そのまま大型バイクでリターンしようと考えている人もいるでしょう。
そんな人にオススメの大型バイクは排気量ごとに分けられたクラスによって変わってきます。
- ミドルクラス
- リッターバイク
一言に大型バイクと言ってもこの2つに区分分け出来ます。
というわけで今回の記事ではこの2つの排気量別にオススメバイクを紹介していくのと、大型バイクの魅力について解説していきたいと思います!
目次
大型バイクの魅力とは?
大型バイクの魅力は、他の排気量と一線を画するパワーです。
排気量が上がったので当然だと感じる人も多くいると思いますが、その排気量に応じてバイクの車体自体も大きくなっています。
そもそもエンジン性能や引き出せるスピードなども違うので、250ccや400ccと比べてフレームの強度から足廻りのセッティングまで、全てが大幅に改良されています。
もちろん昔の大型バイクと今の250.400とでは差があるものの、排気量に応じたブレーキ性能の確保など、全てはそのパワーに基づいて設計されているのが大型バイクです。
リッターバイククラスになると日本の道路では若干オーバースペック感が否めないですが、それでも高速巡航などアクセルを大きく開ける必要もないため、とても楽に長距離ツーリングを行う事もできます。
またスポーツ走行を行うにあたっては、大型バイク最大の魅力であるパワーを遺憾なく発揮することが可能になるので、サーキットなどで走行したい場合は大型バイクで走行するのがオススメです。
ミドルクラスのオススメバイク
ミドルクラスのバイクでオススメなのは2台あります。
- YZF-R6
- CBR600RR
この2台です。
ミドルクラス(750cc以下)ではとにかくスポーツタイプのバイクが熱く、メーカー各社が力を入れている部門でもあります。
日本ではオーバースペック気味ではありますが、完成度が高くスポーツ走行からツーリングまでこなせる万能タイプのバイクが多いのが、このミドルクラスの特徴でもあるのです。
また大型バイク特有の重さは多少ありますが、乗りやすさなども高くスピードも出せるので他の排気量と比べると総合的なバランスは一番いいクラスだと思います。
YZF-R6
メーカー:ヤマハ
排気量:599cc
エンジン:水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・4気筒・並列
燃費:15km/L(実燃費ベース)
馬力: 129ps(94.9 kw)/14500rpm
車両重量: 188kg
ミドルクラスでまず最初にオススメなのがYZF-R6。
ヤマハのバイクシリーズのなかで結構な人気を誇る「YZF-R」ですが、その中でもトップクラスの人気を博すのがこのYZF-R6です。
ヤマハの技術がふんだんに使われていて、乗り心地から走りのスペックまで極限まで研ぎ澄まされているのがこの一台となります。
また日本製のバイクですが、リミッター解除されている逆輸入車も選択出来るところから、走りという点で見れば更に上を目指せるバイクです。
リターンライダーの方でも乗りやすく扱いやすいので、オススメ出来る一台となっています。
CBR600RR
メーカー:ホンダ
排気量:599cc
エンジン: 水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
燃費:29.0 (60km/h定地走行テスト値・カタログ値)
馬力: 78ps(57kw)/12000rpm
車両重量: 189kg
ミドルクラスのバイクで2台目にオススメなのがこのCBR600RRです。
CBR600RRは洗練されたホンダの4気筒エンジンを搭載した600ccバイクで、マフラーがリアから出ている「後方排気」なのが特徴です。
後方排気にすることでマフラーの排気効率などが変わってきますし、他のバイクと比べるとデザイン性が高いので、カスタムの幅も広がるスタイルとなっています。
またYZF-R6と比べて出力が抑えてあるので、より街乗りに特化したスペックになっているのも特徴の一つでしょう。
ただ総合的な完成度は高くとても人気のモデルなので、リターンライダーがにオススメのミドルクラスバイクとなります。
リッターバイクのオススメ
リッターバイクとは1000ccを超えたバイクのことを指すのですが、このクラスとなると外車も目立ってきます。
バイクの完成度は非常に高く、どれをとっても他の排気量とは桁違いです。
リッターバイククラスともなると、車と同じレベルの排気量を載せていることになるので、車体の剛性なども今までとは大きく異なってきます。
外車も含めると膨大な数のリッターバイクがあるので、今回は2つのバイクを紹介します。
CB1300SF
メーカー: ホンダ
排気量: 1284cc
エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
燃費: 26.8(60km/h)(2名乗車時)
馬力: 110ps/7250rpm
車両重量: 268kg
リッターバイクに乗ろうと思っているすべての人にオススメ出来るCB1300SF。
このバイクは磨き抜かれたホンダの技術の結晶とも言えるバイクで、
- 乗りやすさ
- スペック
この2つがずば抜けて高いです。
リッターバイクは各メーカーの顔となるクラスということもありますが、ホンダのフラグシップモデルだけあって非常に高い完成度の1台です。
初めての人から玄人のベテランライダーまですべての人が扱えて、楽しめるバイクはこのバイクくらいしかないので、リターンライダーのバイクの中ではオススメなのです。
GSX1300R ハヤブサ
メーカー:スズキ
排気量: 1339cc
エンジン:水冷・4サイクル・直列4気筒 DOHC・4バルブ
燃費:28.0km/L(60km/h) 2名乗車時
馬力: 197PS / 9,500rpm
車両重量: 266kg
このGSX1300R ハヤブサというバイクは、スズキが公道バイクの「究極」を求めて完成させた一台で、市販で購入できるバイクで最速のバイクです。
もちろんこの排気量なので重さはありますが、それを補って余りある出力(馬力)でほかのバイクと比べると加速や最高速が段違いのスペックになっています。
実は低回転域の扱いやすさもあるので、ツーリングや街乗りが楽しめるのも魅力の一つでしょう。
万人受けするスタイルでもないですし、スペックが化け物級なのでオススメできるリターンライダーは少ないですが、大型ならではのパワーを存分に味わいたい人にはオススメの一台となります。
まとめ
今回の記事では大型バイクの魅力やクラス毎のオススメバイクを紹介してきました。
- ミドルクラス
- リッターバイク
とあるなかでどっちが優れているとか、どっちがオススメだとは特にはないです。
どちらも良さがありますし、大型バイク市場はメーカー各社が力を入れている部分でもあるので、どれを選んでもバイク本来の楽しみ方は可能です。
自分が普段大切にしているバイクの基準に合わせて、乗りやすさで選ぶのか?スピード・パワーで選ぶのか?は変えて行くと良いと思います。
ですが大型バイクのデメリットは値段がどうしても高くなってしまうところなので、もし購入を検討されているバイクがあるのであれば、レンタルなどして感覚を確認してみるのが良いです。
自分が納得のいくバイクを選んで、豊かなリターンライドを送りましょう!